大先輩

業界の大先輩が退社され、関連会社に異動になるという。
この方、ハチャメチャなのだが、弊社やパートナーに対する愛情、信念、一体感など、生半可でなく、その情熱たるや鬼気迫るものがあった。よく叱咤激励されたものだった。
ちょっとサラリーマン離れしているところがあって、おいおい、大丈夫かいなという感じもあったが、人間味溢れる素晴らしい先輩であった。
可愛がってもらって、小生が現場に復帰するのを楽しみにしてくれていた。
その方と先日、お話しした。退社と言われた時には、肩の荷が降りてスーッとした感じだったが、翌日には悔しくて涙が止まらなかったと。
その悔しさは、志半ばで出ざるを得なかったことだし、弊社の行く末含めて、今後のことを案じてのことだったと推察する。
こういった大先輩が道を切り拓いてくれたおかげで、現在があり、その道を駅伝のようにつないで、さらに先に進まねばならぬ。それが残されたものの責務であり、志である。
N大先輩殿、本当に長い間、有難うございました。微力ながら、その想いを形にすべく、死ぬ物狂いで闘います。