肉食いすぎだよ

今週も多忙を極めました。
月曜日は一日中社内会議で夜は串焼き屋で室内宴会。火曜日はカナダのお客様、中国の東北地方のお客様をお迎えし、夜は中国人と焼肉で会食、白酒は無かったが、日本酒でカンペイの嵐。その後社内で軽く二次会へ。
水曜日は中国の南方のお客様と面談。夜は海外事務所の所長さんと商社の懇親会に参加、松坂牛のしゃぶしゃぶを堪能する。
木曜日は午前中で早引けし(半休制度あり)、午後娘の小学校の授業参観に参加、体育(マット運動)とホームルームを参観。後者ではイジメ(人を菌呼ばわりして避けたりしたらしい)の議論を深刻な感じでしており、ややビックリ。
その後上京してきた新潟の両親を家で迎え、久しぶりにジジババ一緒に皆で豚シャブの夕食を楽しみ、これも久しぶりの日本酒で眠くなり、9時には床に入る。両親は北海道根室の親戚の家にいくため、翌日早々に羽田に向かった。
昨日金曜日も、商社、社内の会議が日中続き、夜はフィリピンから帰国した同期の歓迎会を新橋の居酒屋で。10年以上振りに会った同期もいて、二次会まで結構盛り上がった。
とここまで書いてきて、今週は宴席5日のうち、4日肉だったことに気付く。しかも昨日は飲んだ後、文庫に電車で着いたあと、ワンタンメンで仕上げている。なんと健康に悪かった一週間であったことか。
重松清さんの「定年ゴジラ」を読む。家族の絆、大切さ、マイホームやふるさとを思う感傷と辛さなど、絶妙の筆致で一旦読むと止めることが出来ないくらい面白くてほろ苦くて、それでいで読後の清涼感は強い。
思えばここ何年も読書といえば、ビジネス系、自己啓発系、語学や歴史などの教養系しか読んでこなかった。
重松さんのようないわば「癒しの純文学系」に浸るのは(例えば井上靖の「しろばんば」とか)は10数年振りと思われる。それが中年のやや疲労した心のアンバランスを是正してくれるような心地よさを感じています。