ポジティブ・シンキング

マーチ・イレブン後、いろいろ不便はあるが、ブライトサイドからの視点でポジティブ・シンキングをしてみる。


1.3月末までの半月間で予定されていた米国、カナダ、オーストラリア、エジプト、ノルウェーからの6件のお客様の訪問がすべてキャンセルとなった。そのおかげで、顧客対応の本社ミーティング、工場見学、接待宴席がなくなった。海外への出張もすべて延期となった。結果的に社内でじっくり考え仕事に取り組めることになった。


2.海外のお客様に加え、商社さんや社内との宴会がすべてキャンセル、延期となり、夜早く帰宅できるようになった。子供たちの学校も午前中のみ、部活なしとなったので、娘、息子と一緒に夕食を取ったり、Wiiをしたりと家族一緒に過ごせる時間が増えた。


3.一連の被災者の状況や、計画停電の実施で、家族で一致団結して節電に取り組めるようになった。そして自分達がいかに恵まれているか、自然の脅威、安全などについて家族で話し合う機会ができた。


4.電車が超混んでいるので、iPhoneが大活躍。相当混んでいても日経新聞(しかも最新の速報版まで)が読め、ツイッターフェースブックを確認出来る。これまでの投資(iPhone購入、ソフト導入、日経電子版有料会員)がフル回転。


5.突然の電車運休で帰れなくなって、会社手配の赤坂のビジネスホテルに泊まった翌朝。赤坂から会社まで歩いたが、会社近くで十割ソバの立ち食い店を発見。300円台と安くてしかも美味。立ち食いソバ大好きな俺の、レパートリーが増えたね。
(↓これはイカ天ソバ、450円)


6.日本の強みを再確認し、世界からの暖かい支援の声で励まされていて、日本に生まれた喜び、一体感を感じることが出来た。同時に、これからの日本には相当厳しい試練があることも実感し、緊張している。そして気概と情熱と知恵を持ってそれに立ち向かって、克服していくことが日本国、日本人、我が社、そして俺と俺の家族にとり、21世紀の最大の挑戦であることを、いまはっきりと気付いた。