10年前の自分に感謝

この方のブログ(http://d.hatena.ne.jp/shinwada/)には、いつもそのアンテナの高さ、視点の鋭さに敬服していたが、今回もとても素敵な内容を紹介して頂いた。糸井重里さん、梅田望夫さん、岩田聡さんの鼎談の中での糸井さんの言葉、「10年前の自分に感謝する」。自分の10年前を振り返ってみる。
1997年、小生は米国留学目指して孤独な勉強に精を出していた。会社の社費留学に2回応募して駄目。それでも想いは強く、自費でかなりの額を出して予備校に通い、TOEFL、GMATとも何回も受験してトップ校目指せる点数を何とか取り、トップ校の3つに願書を提出、面接もあったが結局全て不合格。
失意のまま、翌年の1998年には何もしないまま過ぎようとしていた。それでもせっかく勉強してきたのだからと出願締切りギリギリのタイミングで、米国で数少ない1年制のビジネススクールを見つけ、急遽出願、入学のOfferを貰った。
会社に支援を依頼、駄目なら1年休職しての留学許可をお願いするも、前例がないとのことで、首を縦に振らない。人事との交渉が難航する中、会社を辞めての留学も考えたが、当時2歳にならない娘を抱えて、そのリスクは取れなかった。結局、留学Offerを1年延長してもらってるうちに、ロンドン駐在を会社から打診され受諾、4年間駐在、今に至っている。
あのときの判断の是非は分からないが、必死になって留学目指して英語を勉強したことは、今の自分を作っていることは間違いない。そして今。中小企業診断士の資格取得目指して勉強している。
2018年に「10年前の自分に感謝」できたらと思う。