「その日のまえに」と江の島スパ

ここ数ヶ月は、読書と言えばビジネス関係か、自己啓発本が多かったが、久しぶりに重松清さんの「その日のまえに」を読む。
家族や友人など最愛の人との理不尽な別れを主題に、過去・現在・未来の時間軸を織り交ぜ、短編集なるも最後は全て重なり合い、まさに重松ワールドここにありで、泣かされましたね。
誰にでも「その日」(最愛の人との別離)は来るということを強く認識させられる。そして「その日」のまえに、まだやることは山ほどあるということも。そしてそれに気がつく時には時間が余り残ってないということも。
そんな想いもかなり影響してか(単純だね)、昨日の土曜の休日は、出かけることを渋っていた娘も説得し、用事のある家内を除く3人で江の島に出かけた。江の島にスパがあり、ここに行くことになった。
混むだろうからと車を避けて電車で行ったが、京急横須賀線江ノ電と乗り継いで、江の島駅から15分ほど歩き、結局2時間弱掛かったので、車が混んでたとしても掛かる時間は大差なかったかも。
江の島に入ってすぐ右側にある4階建て洋館風の「江の島アイランドスパ」に入ったのが2時半。大人2,650円、小学生1,200円と結構高いが、海沿いのオープンスペースもある優雅な雰囲気のプールと温泉があり、それほど混んでなかったこともあって、ゆっくりとくつろいで過ごすことが出来た。
子供たちも大満足で、結局5時前までいて、家についたのが7時。
心地よい疲労感で、充実の土曜日でありました。