ウェブ時代をゆきたいです

会社は年休を頂いて休み、家内と二人で横須賀のダイエーにあるシネコンに映画を見に行く。「あの空をおぼえてる」という竹野内豊水野美紀主演の邦画で、午前中だけという時間の制約上これしかなかったもの。それほど期待していなかったが、これがなかなかどうして。特に後半は涙が止まらなかった。二人の子役の演技が絶品。涙を流して癒されたい人にはお薦めかも。
その後昼食は「アド街」で取り上げていた能見台の「アステカ」というコーヒーとカレーの店に。カツカレー大盛り+大辛を食べたが、口がビリビリして、美味しいのかどうか判定不能。後味は悪くなかったが。
ウェブ時代をゆく」(梅田望夫著)を読む。前作「ウェブ進化論」と同じく、ウェブ時代という「時代の大きな変わり目」を明確な視点で切り取り、刺激的で前向きなメッセージが脳内をかき乱してくれる。
この本の定義によると、恐らく小生は「大組織適応性にすぐれた人たち」の一人かもしれない。それでも「学習の高速道路」を突っ走り、心の中に「パーソナル・カミオカンデ」を用意し、自らの志向性と波長の合う信号をキャッチせんとし、「けものみち」、即ち「身につけた専門性を活かしつつも、個としての総合力をもっと活かした柔軟な生き方(道標もなく人道がついていない山中を行くという意味で「けものみち」と呼ぶ)」に分け入って行きたい。
「三十歳から四十五歳という大切な時期」で言うとほぼ終わりかけているが、まあ It's never too late. の気持ちで、「吸収できることをすべて吸収」して、これからの「産業革命前夜のイギリス」を大いに楽しむことにしよう。
ウェブ時代を、わくわくドキドキしながら生きてゆきたいですね。