「私塾のすすめ」を読む

晴天の土曜日。通常の出勤より少し遅いものの、8時過ぎに家を出て、夕方5時まで部長に担当役員まで入っての討論会。
その後も一人資料作りで、結局会社を出たのは9時半。久しぶりにフル残業付き休日出勤となった。
まあアウトプットも何とか形になりそうだし、ややホッとする。
私塾のすすめ」(斉藤孝+梅田望夫)を読む。梅田氏のは、「ウェブ進化論」「ウェブ時代をゆく」に次いで3冊目。
ウェブ時代の伝道師に、伝説のスパルタ的教育伝道師が絡んで、憂国の士、しかし決して諦めない激情家のステレオスピーカー的活入れ本が出来上がった感じ。

「時代の変化」への鈍感さ、これまでの慣習や価値観を信じる「迷いのなさ」、社会構造が大きく変化する中での想像力の欠如、「未来は創造し得る」という希望の対極にある現実前提の安定志向、昨日と今日と明日は同じだと決めつける知的怠惰と無気力と諦め、若者に対する「出る杭は打つ」的な接し方・・・

これらがお二人が戦っているものだと言う。
果たして小生は、上記といつも腹を据えて戦っているだろうか。