ミドルの再生

17日午前中、韓国のお客様来訪の対応。韓国版新幹線のニューバージョンに当社の鋼管を使うとのこと。これは嬉しい話である。
その後社内会議が続き、資料作りもあり23時過ぎまで残業後、新橋の中華でラーメンとビールの夕食を取り帰宅。疲れた。
17日付けの日経の経済教室に載っていた大久保幸夫氏の論文に大いに賛同した。曰く、昨今の課長などのミドルマネジャー層には以下5つの多様なミッションが求められるようになったとのこと。

1.プレイングマネジャーとして個人業績を高めながら組織業績も推進(パフォーマンス)
2.部下のキャリア支援とコーチングを行い、個々の成長を促進(人材育成)
3.日常業務の中から次のビジネスの種を見つけ提案(イノベーション
4.社会的要請に最前線で応えつつガイドラインを的確に守る(コンプライアンス
5.女性、高齢者などの多様な人材の多様な働き方を支援するとともに、非正規で働く人々の活用を勧める(ワークライフバランス
                                
全く的を得た指摘で、だからこんなに忙しいのだと納得する。
問題はこういった構造を認識していない上級マネジメント層で、平気であまり意味の無いような資料や無駄な仕事を求める。仕事のコストとアウトプットのバランスを考えずに、個人の好奇心を満足させるために仕事を作るような輩には閉口させられる。
確かに我々ミドルの再生が無ければ、日本経済の持続的繁栄はおぼつかない気がする。
雨にも負けず、風にも負けず、逞しく生き残って行きたいものだ。