実務補習前半2日間

実務補習の前半2日間が終了した。守秘義務があるので、訪問先の会社の内容は書けないけど、以下流れを追ってみる。
4日(木)。集合場所の神保町の会館に9時過ぎに入る。人が大勢いて受付をしている。受付後、我が班の皆さん5人と挨拶。メーカー系2人、IT系2人、独立狙いで他資格取得中の無職2人の6人。それぞれ個性的でなかなかのメンバー。
200人近く入る会議室で、うやうやしく開会式や注意事項を聞き、そのあと指導員となる中小企業診断士の先生と挨拶、簡単な打合せ。指導員は齢70近くの穏やかそうな先生。
さっそく診断先の会社インタビューのため、会館を辞して電車を乗り継いで13時前に横浜郊外の駅に着く。
昼食後、いよいよ最初の診断先の企業へ。ここで3時間ほど、社長、営業担当、IT担当の方にインタビュー。おのおの分担を決めており、小生は営業担当として、主に営業の方にお話を伺う。
社長は忙しい。インタビュー中も時々携帯電話が掛かり中断。ただ、志高く、自分の思いで起業し、いろいろ勉強し、考えて経営してきただけに、魅力的な社長さんであった。
足元、経営環境が厳しく、われわれ素人同然の人間にどこまで出来るか分からないが、何らかの気付き、助言のヒントが与えられればと思うのであった。
その後、先生を除く6人のメンバーで隣駅の居酒屋で懇親会。さらに横浜に戻ってもう1軒、2人で行く。初日から結構のハイペースであった。
5日(金)。横浜駅近くの会議室に9時に集合。さっそく昨日のインタビュー内容などを元に皆でSWOT分析、課題の抽出、提言内容の議論。小生は年功序列班長に任命されており、汗かきながら、慣れないファシリテーターを勤める。
途中、先生の的確な方向付け、アドバイスをもらいながら、何とか17時に提言の方向性をまとめる。あとは各人の担当分で具体的な報告書作成に入る。
先生の雰囲気もあり、比較的ゆったりしたペースでの議論、まとめであったが、終日の議論が終わるとグッタリであった。
その後4人で近くの居酒屋で軽く食事。2日間、これだけ濃密に時間を過ごしていると、メンバー間の個性や性格が分かってくるような感じ。
とにかく最初の2日間が終わった。あとは一旦個々に報告書を作成し、来週末打合せ、調整、そして社長への提言報告会となる。頑張ります。