息子のこと

ちょっと旧聞になるが、5月1日に小学校2年生の息子の家庭訪問で、担任の30歳代後半の女性教師が我が家にやって来た。
玄関先での立ち話で、家内が中心にしゃべっていたが、息子のことが気になるバカ親として、いくつか懸念(学校でどう過ごしているか、授業時間にはちゃんと話を聞いているか、友だちとは上手く付き合えているか等)を質問する。
この先生のコメントが親も驚くような絶賛の嵐。しっかりしていて周りの子のこともよく見ている、授業中は分からないことはきちんと質問する、よくお手伝いし、先生に気を配ってくれる、こんな申し分のない子はいない、私は○○君ファンです云々。
家では我儘し放題、親の言うことは聞かない、言葉遣い乱暴、手伝いもしないし、玩具は出して片付けずに散らかし放題。最近でこそ宿題や塾通いは何とかするようになったが、ちょっと前までは嫌がって騒いでやらせるのに家内は大苦労。短気ですぐ怒る。
先生の褒め上手もあるだろうし、息子の外面の良さもあるだろうけど、でも改めて親っていうのは子供を厳しく見ているのかなーと思ってしまった。
上述の家での特徴は子供だったら誰でもあること。何しろまだ7年半くらいしか生きてない。外での社会の辛さは子供も大人も一緒で、だからこそ家族の中では気を休めて我儘も言いたい。
そんなことを頭では分かっていたつもりでも、それをきちんと受け入れずについつい怒鳴ったり、こっちも切れたりと・・・
子供を見て親も育つ。パパもまだ子供だね。一緒に成長しようね、わが息子よ。