「日本の経営を創る」を読む

日本橋丸善で出会った「日本の経営を創る」を読んでいる。ミスミ会長兼CEOの三枝匡氏と、一橋から東京理科大に移られた伊丹敬之教授の対談で、お二人のこれまでのキャリアを踏まえた骨太の日本的経営模索本である。
三枝氏に関しては、3つの著書をそれぞれ2回づつ読み、講演会も自費で出かける大ファン。
伊丹教授にも「経営戦略の論理」以来、その優れた著作に触れてきている。ロンドン駐在時に先生の講演会があり、聴きに行ったこともあった。
何でも大学の同期だそうで(大学時代はお互い知らなかったそうですが)、この実務畑と研究畑の2大巨人の知の縦横無尽な展開はとても刺激的。
最近の読書と言えば、勉強本に偏っていただけに、久々に熱い思いのビジネス本は心地よいです。