充実の一週間

金曜日、夜零時。ふーっとため息をつく。至福の時である。久々のブログ更新、充実したこの一週間を振り返る。
まず仕事では、携わっているプロジェクトの幹部説明を月、火で実施、活動内容が承認された。これからの実行フェーズも課題山積ではあるが、まずはやれやれである。
インプットが多い週間でもあった。月曜日は午後半休を取り、日経新聞社と文字・活字文化推進機構というところの共催の「仕事に生かす読書術」というシンポジウムに出かける。スピーカーが作家の阿刀田高氏、丹羽宇一朗氏(伊藤忠商事会長)、林文子氏(元ダイエー会長、現在東京日産自動車販売社長)、松岡正剛氏(編集工学研究所所長)という豪華さ。各人各様の活字に対する情熱を堪能する。
水曜日には経済産業省の「新経済成長戦略2008改定版」の説明講演を、経済産業政策局長自ら説明されるというので、竹橋のホテルまで聞きにいく。アジア戦略、中小企業振興策、農業再生など、興味深く拝聴する。
本日金曜日は、マイクロソフト主催の営業改革セミナーを品川まで聞きにいく。神戸大学教授やコンサルの戦略論、マイクロソフトのIT支援のデモなども参考にはなったが、なによりも京セラ副会長による著名なアメーバ経営の説明が秀逸。5人から10人の最小経営単位、営業と製造を分けての独立採算管理、管理会計財務会計の一致など、稲盛さんが30年以上前に作り上げた京セラ独自の経営システムの斬新さに感銘する。社員一人ひとりが経営感覚を持って仕事する。言うは易しだけど、稲盛さんのような優れたリーダー、ビジネスデザイナー、執念深さがないと、成り立たないことを痛感する。
最後に、何と今週平日はアルコール全く無しで過ごす。風邪引いて一週間寝込んだ数年前以来。健康体ではひょっとしたら学生時代まで遡るのではないか。
まあいろいろあった一週間。ひさびさに焼酎のロック片手に振り返りながら、しんみりと部屋で一人で振り返りながら、ちょっと幸福感に浸ってます。