地頭力再び

3連休明けの出勤日。朝8時からの会議で資料準備もあり、まだ暗い5時半過ぎに家を出て、7時に出社。
終日会議が続き、ひさびさにややバタバタ。それでも残業しない誓いの通り、6時過ぎには帰宅の途につき、家で家族と食事を取る。
そうなのだ、残業無しは心構えの部分が大きいことに改めて思う(もちろん今のスタッフ業務の前提だが)。
地頭力シリーズ第2弾、「いま、すぐはじめる地頭力」(細谷功)を読む。地頭力のコンセプト、課題とその克服、そして実践トレーニング法をやさしく、仕事以外の生活の例も十分織り込みながら説明している。
最初の本と重複する部分も多いが、「結論から」「全体から」「単純に」考える意味と意義が余すことなく語られ、本当にすぐ始めたくなるし、実際すぐに仕事に活かせるケースも多いと思う。
それにしても本書の細谷功氏、年収10倍本の勝間本の勝間和代氏、ビジネスマンのための○○力養成講座の小宮一慶氏など、コンサル本隆盛の時代だ。そのものずばり「コンサルタントの質問力」(野口吉昭氏)も売れており、コンサルの問題解決能力が一般サラリーマンにいかに訴求しているか良く分かる。
そういう小生もそうなのだ。複雑な時代、迷走する社内議論、もつれた糸のような意思決定機能の不全、それでも糸口を見つけて何とか解決に持っていく腕力と知力が欲しい。
まあ読んでいるだけでは駄目で、本当にいますぐ始めねばね。