世界一周出張

2月10日(日)発で、イギリス、オランダ、ロシアの欧州3カ国訪問、その後大西洋を渡って米国ヒューストンに飛び、シカゴ経由で太平洋を横断、21日(木)に帰国した。
その殆どをワンワールド加盟の航空会社を使い、飛行機代約80万円、総飛行時間約55時間の世界一周出張に、さすがに最後は疲労困憊だった。
お客様訪問、パートナー会社との戦略協議、流通関係者への値上げ説明など、アジェンダも盛りだくさんで、ホテルや機中ででもプレゼン資料作成、企画構想など、まさに世界を股に掛けて仕事しまくった感はありますね。
それにしても世界は狭くなった。掛かる時間もコストも昔と比べたら段違い。それもビジネスパーソン皆に平等であり、企業経営、仕事がますますグローバル化している。機会を捉えていかに機敏に、素早く動き、異国異文化と人たちとコミュニケーションして意見、意思を共有し、物事を企画実行していく力が重要な時代になってきている。
そういう中で、力を磨き、時代を読み、ビジネスを推進していく喜び、充実感を今後とも大いに味わっていきたいものだ。
出張中の読書、映画。
「効率が10倍アップする新・知的生産術」(勝間和代
これほど仕事のやり方の効率や実効性を、丁寧にきちんと説明した本はあまり無かったのでは。ITツールも含めた細部への拘りには関心させられる。著者は今や知的生産関係のグルらしい。
「日本力」(伊藤洋一
空港の書店で買う。冷静に中国、韓国、インドを分析、日本の国力に対する悲観論を一蹴、多少元気が出て来る本。
機中での映画は「サウスバウンド」「エリザベス」「Rendition」など。最後のテロ対策強化の犠牲になり拷問されるエジプト系米国人の話には、恐ろしくなった。 
昨晩は長期出張後であり、直帰予定だったが、上司の役員から声が掛かり、彼の秘書とその他1名で、新橋の焼肉屋で会食。役員殿であり、偉い方ではあるが、昔からよく知っている信頼すべき上司で、気の置けない雰囲気の中で焼肉を楽しむ。