最近のメディア関連

最近の読書、映画関係。
「豊かさの探求」(加藤廣
いわゆる本能寺3部作の著者による仕事と生活の知恵。
現代的豊かさの探求として、著者の結論は3つ。
その一。「家族を砦として戦う」
その二。「生活に棲み分けの知恵を持つ」
その三。「ポータブルスキルを持つ」
全編を通じて貫いているのは以下の考え。
「仕事に人生を入れるな。人生に仕事を入れよう」
これに関連して、昨日の日経朝刊に、松下電器産業中村邦夫会長のことをテーマにしたエッセイが載っていた。
「自分生活があって、良い仕事もできる。仕事と生活を調和させる、いわゆるワークライフバランスは創造性を発揮する前提条件。自由闊達に仕事をするのが一番。豊かな老後を迎えるためにも、自分を切り売りしない生き方を大切にしたい」
納得感大。                         
明智佐馬助の恋」(加藤廣
買ってあって、暫く本棚に眠ってあったが、上述本読了をきっかけに昨日の休日に読む。3部作のうちで、一番面白いと思う。
戦国武将の清清しさ、確固たる思いが伝わってくる。
「変人力」(樋口泰行
ダイエー会長からマイクロソフトCOOに変わった著者のリーダーシップ論。修羅場のリーダーには現場力、戦略力、変人力が要るとの説は、ダイエーの変革に携わった著者ならではの迫力があり、説得力があった。
重松清関連では、「ナイフ」を読む。
映画では出張中の機内で、「像の背中」「自虐の詩」「The Brave One」「ラッシュアワー3」「Heartbreak Kids」を観る。最後のやつが面白かった。
本日、息子と横須賀のダイエーで「ルイスと未来泥棒」を観る。内容も素晴らしかったが、前に向かって進め、という最後のメッセージには、うるうるきました。