日本の歴史を学ぶ

今年の大型連休もあっという間に過ぎ去った。連休中の必達事項はほぼ完遂し、充実した休みを過ごせた。通訳案内士の試験勉強は、これまでの英語授業の復習をこなし、また日本史の取り組みとして、中学以来(高校では履修せず)の日本史勉強の再開として、まずは「漫画版日本の歴史」全10巻を通読してみた。

集英社 まんが版 日本の歴史 全10巻セット (集英社文庫)

集英社 まんが版 日本の歴史 全10巻セット (集英社文庫)

漫画版とは言え、もともと全20巻のものを文庫版10巻にして内容を凝縮させ、しかも文章も相当あり、おもに通勤時間中に読んだのだが、全巻通読には半月強掛かった。おかげで日本史全体の感覚がなんとなくついたような気がする。
日本史はもともと関心が高く、鎌倉幕府のお膝元で歴史文化の香り高い横浜金沢地区に引っ越して以来、一度きちんと勉強したいと思っていたし、自国の歴史を語れずして何の国際人か、ということも痛感していたので、勉強はちっとも苦にならず、むしろ楽しい。そんなこともあって、日曜日に用があって関内に出かけた際、近くに神奈川県歴史博物館があるのを知って寄ってみた。鎌倉幕府や横浜開国など、歴史上の重要な拠点となった神奈川県、さすがに充実した代物だった。古代の住居や神殿を再現した模型もあちらこちらにあって、たっぷり2時間、観て読んで楽しんだ。
日本の歩んできた道を改めて学び直し、日本人として培われている自己のアイデンティティを見つめ直し、激動する世界のなかで次の日本の創るヒントとして、受験勉強に拘らずにこのサブジェクトに接していきたい。もちろんまずは試験で合格点を取ることが最優先だけどね。