子供たちのために

中三の娘の塾の模試の試験結果が向上してきた。一時低空飛行気味だったが、ここにきて上昇傾向にある。このまま緊張感を保って、2月の入試まで頑張ってほしいものだ。
俺もいろいろ側面支援しているつもりだが、最後は本人次第だ。試験会場で、ペン一本で本人が立ち向かうしかない。
そんな娘に、ぜひ読んで欲しい本を本日本屋で見つけて読んでみた。

君たちは何のために学ぶのか (文春文庫)

君たちは何のために学ぶのか (文春文庫)


今の日本と世界を取り巻く環境、そのなかでどうやって生きるべきか、そのために勉強がどう役立つか、そして世界に飛び立って異文化のなかに身を置くことの重要さを、中高生向けに分かりやすく丁寧に書いている。さっそく娘に勧める。
最近読了した以下の本も、本質的には同じことを言っている。

武器としての決断思考 (星海社新書)

武器としての決断思考 (星海社新書)


要は、これからの世の中、自分のことは自分で決めて生きよう、他の人に従って生きたり、周りと同調して生きる生き方はもう通用しないよ、ということだ(そういえばスティーブ・ジョブズも言っている)。
これは俺も近年実感を伴って考えていることだ。自分の会社や率いるチームのこと、家族のこと、友人のこと、公私に係わらず、いろいろなことが大変化を起こしている。申し訳ないが、子供たちに自分と同じ道を歩めと勧めることはもはやできない。環境変化に従って、たくましく自分で考えて生きてもらわねばならない。そのためのヒントや手助けをせっせとやってあげることしかできない。