よい戦略

いよいよ年末も押し迫った。あと4日である。
通勤電車もいつもより人が少ない感じ。
毎年、この時期が一番好きである。
年末年始の休暇前の、ちょっとホッとできる時期。
おしゃれな街はイリュミネーションに飾られ、新橋サラリーマン街では忘年会帰りの人々が街に溢れ、騒々しい時期。
そして1年の締めくくり。今年1年を総括し、来年に向けて未来を考え、思いを馳せる時期。
2011年はどんな年になるのか。どんな年にしたいのか。
先週金曜日の日経の春秋に、一橋大学楠木建教授の「ストーリーとしての競争戦略」に関連して、以下あり。


よい戦略とは、わくわくする物語であるべきだと楠木さん。自分たちの仕事が、どう世のため人のために役立つか。リーダーの語る物語を社員も共有できるなら、仮に仕事が大変でも「明るい疲れ」になるはず、と。間もなく仕事納め。年明けにトップが語る「今年の戦略」は、聞く人をわくわくさせるだろうか。


小生もこの本を読んだが、御意である。
年末年始休暇中、弊社、弊部、弊室にとっての「わくわくする物語」と「よい戦略」をじっくりと考えたい。