慣性から感性へ

この時期、目標管理と称して今年の業務目標を上司と相談してまとめることになっている。それをベースに、年末に達成度合いを評価して、人事考課に結びつける。サラリーマンは、こうして1年間を目標、実行、評価、というサイクルで毎年同じように過ごす。
今日は月曜日。月から金まで、毎日いろいろあるけど会社に行き、ぐったり疲れて週末で何とか気分を入れ替え、また同じような1週間を過ごす。1ヶ月も似たようなものだ。
これは言わばサラリーマン慣性の法則ですな。もちろん毎日、毎月、毎年、同じわけでない。小さいながらもドラマあり、笑いあり、涙ありである。けれども歳と取るほど、この慣性が強く働くような気がする。なぜなら、経験が増すほど、既視感も増すからだ。要はサプライズが無い。慣性の法則といえば聞こえは良いけど、要するに惰性で生きているということである。もっと毎日を新鮮に生きたい。
安保教授の「病気にならない免疫生活のすすめ」を読んでいる。その中に以下文章がある。
「これからの時代、人間は感性が大切です。情報をすべてうのみにしたり、与えられたものを取り入れているだけでなく、自分の心はどう感じているかという勘が大切です。」
梅田望夫氏も言っている。
「直観を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししている暇があったら自分で何かやれ。」
極めつけは、Steve Jobs。小生の一番好きな英文。
Your time is limited, so don't waste it living someone else's life. Don't let the noise of others' opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary.

慣性から感性へ。毎日叫んでないと、サラリーマンは忘れるよね。