沖縄、年末、決意

11日振りのエントリーは、実に2008年最後の大晦日になってしまった。中断期間の実質記録更新である。
25日から29日まで、家族で沖縄に行ってくる。娘が出発の数日前に熱を出して心配したが、何とか回復。
小生は小生で会社が金融危機の余波の激震に見舞われている最中に、年末の正式休日の2日前に暢気に年休取って旅行に行っている場合かと言う気持ちもあったが、ともかくも行ってきました。
生まれて初めての沖縄は、基本ビーチ沿いのホテルにベタッと滞在して、暖かな気候、限りなく透明に近いブルー色した海、いくら食べても飽きない沖縄そば、43度でもまろやかで飲やすい泡盛をしっかり堪能した。
出かけたところは、美ら海水族館ひめゆりの塔の2箇所。美ら海水族館は、とにかく巨大なジンベイザメとマンタが、ばかでかい水槽で悠然と泳ぐ姿が圧巻。展示物の数や多様さは、シーパラの方が充実しているが、この大きさは確かに価値である。
ひめゆりの塔。名前は昔から聞いたことがある太平洋戦争末期の悲劇の場所だが、資料館でじっくりとビデオを見て、展示物を読んでいると、心の底から怒り、恐怖、せつなさが沸いてくる。生き残った方が、実際に我々の目の前で当時の悲惨な状況を淡々と語られる姿に胸が痛む。
わずか数日の沖縄体験だったが、夏に行った北海道での見聞と併せ、改めて日本の素晴らしさ、多様さを感じたことだった。
(↓真冬の沖縄で泳いでいる人は殆どいなかったが我が子供たちは・・・)
                                   
こうして、いろいろあった2008年が終わろうとしている。
仕事ではスタッフ部門への異動、いくつかのプロジェクトでの苦悩と多少の成果、そして会社、業界、日本産業界を巨大な波が覆ったここ3ヶ月。
今を全身で感じ、未来を見ようと、新しい仕組みを会社に導入すべく奮闘し、個人としての力を磨くためにも中小企業診断士試験受験を決意。
来年は丑年。歩みは鈍くとも、明日に向かって一歩一歩しっかりと前に進んで行きたいものである。