石和温泉部内旅行

金曜日。会議の終了が3時55分で、会社発4時の貸切バスに何とか乗り込んで出発する。1泊2日の石和温泉部内旅行の始まりである。
例年のように、バスの中からビール、日本酒の酒盛りが開始され、中央フリーウェイ経由石和温泉に着いたころには、ほろ酔いを超えた酔っ払い状態。一風呂浴びて、気を引き締めなおして(笑)、夕食でまたビール、日本酒熱燗。
ステージ上では、カラオケや上半身裸の踊りやへんてこなゲームやらで騒がしい中、粛々と酒を飲み続ける。
2次会は部屋でウィスキー。途中記憶が薄れ、結局12時前後にふらふらと床に就く。
翌朝は二日酔い状態ながら、朝風呂に入り、体調を戻し、朝食を2杯食べる。9時にホテルを出て、まずは武田信玄ゆかりの寺である恵林寺散策。雄大なる木が林立したり、静謐な池が配置されている庭園がとても和む。隣接する信玄館で家族へのお土産を買い込む。
その後ぶどう狩り。40分食べ放題だが、20分もするとお腹一杯。ここでもぶどうをお土産で買う。
そして本日のメインイベント、勝沼にあるマンズワイナリーの見学と飲み食べ放題のバーベキュー。本日は工場稼動しておらず、簡単な説明を聞いたあと、試飲コーナーへ。ここで2−3杯、試飲していると、強烈に気持ちが悪くなってくる。いわゆる迎え酒となって、二日酔いが完全にぶり返した状態。
結局、飲み食い放題のバーベキューなのに殆ど箸もコップも受け付けず、猛烈な食欲を発揮し続ける同僚の中で、哀れ一人寂しくウーロン茶を喉に流し込む小生であった。
2時過ぎにワイナリーを出る頃には、皆は赤色でテカテカ光る顔色、小生は青白い顔色と好対照。バスの中でも酒宴が続く中、おとなしく静養状態。4時には都内に戻り、前半絶好調、後半4コーナーを廻るころには絶不調で失速した今年度の部内旅行は幕を閉じたのであった。