出張中の新書など

先週一週間、ヒューストン出張。行き帰りの機内中心に、新書と映画三昧しました。
新書では
「99.9%は仮説」(竹内薫光文社新書
うちの会社は技術屋が多いが、技術屋コンプレックスが多少は晴れた感じ。常識を疑い、自分で仮説を立てる重要性を改めて認識させられた。
                                   
「石油の呪縛と人類」(ソニア・シャー、集英社新書
何やらおどろおどろしいタイトルだが、石油開発の歴史、その開発現場、温暖化、資源ナショナリズムピークオイル論、代替エネルギーなど、最近のイシューまで幅広くカバー、ジャーナリズム臭い文体にはやや辟易させられるものの、新書ながら読み応えのある現代石油ガス論になっていて、参考になった。
                                     
「千年、働いてきました」(野村進、角川新書)
日本製造業のルーツ、強みを独特の視点から展開、粘り強く諦めない、という精神が脈々と波打っている日本の良さを再確認。
                                     
機内の映画では、「007カジノロワイヤル」、「武士の一分」、「ナイトミュージアム」、「自分が主人公(確か)」、「シャーロットの贈り物」、「麻雀放浪記(古いねー)」などを見た。やや悲しいことに子供映画以外は、機内でしか映画を見なくたって久しい。