夏休みの思い出(糸魚川)

最後は、新潟県の西端に位置する糸魚川である。糸魚川在住の妹家族一家にお世話になったが、海と山と温泉とスキーが楽しめ、世界ジオパーク登録地、フォッサマグナのある自然が溢れる地であり、息子とともに昨年の夏、今年の冬、そして今回と、ここ1年で3回も訪れている俺のお気に入りの地である。
昨年は、ここから黒部立山山岳ルートを廻ったが、今回のテーマは中部山岳国立公園に属する栂池高原のハイキング。糸魚川から1時間程度のドライブでふもとに着き、そこからケーブルカーで栂池高原へ。そこで栂池自然園という1周およそ5キロのハイキングコースを歩く。途中、アップダウンあり、険しい登りもあるコースだったが、妹一家の小3、幼稚園年中の2人も含めて、何とか4時間弱で完走。雄大な山岳風景、高原のすがすがしさ、きれいな草花、冷たい川水を多いに楽しんだ。


その後、白馬に行き、長野オリンピックのスキージャンプ場に上った。なかなかスリリングであった。


結局糸魚川には3泊し、栂池の他にも、実際のフォッサマグナの露出地や、フォッサマグナミュージアムなどを訪問、この古代からの日本の歴史の跡地を堪能した。
妹に言わせれば、糸魚川には何もないとのことで、確かに住むには多少不便かもしれないが、この自然の宝庫は、我が親子にはとても魅力的な地であった。息子にとっては、久しぶりの従兄弟たちとの交流も、楽しかったに違いない。
こうして、7泊8日に及ぶ今年の夏休みも、楽しく有意義に終わった。ただし楽しすぎて、旅行中にやるはずだった息子の夏休みの宿題が結構残ってしまい、女房はややおかんむりではあったけどね。