日本最古のIT会社訪問

午前中、日本最古の外資系IT会社に行く。自社で実施中の営業改革のお話を伺いつつ、決まった席がないという事務所を見学させてもらう。
営業改革は、カルロス・ゴーン氏のほぼ10年前にこの会社に乗り込み、瀕死の危機からV字回復で立て直した某カリスマCEO(現カーライル会長)を起点として、それ以降の不断の営業変革の話。
その合理性追求の徹底さ具合には驚かされる。営業と業務の分離、業務の集中化効率化追及で、場所をどんどん離していって今や沖縄とか大連にまで移している。
営業に本当の価値ある仕事をしてもらうための数々の施策、それを支援するトップの意思とIT支援。
事務所の椅子は在籍人数の30%しか用意してなくて、どこに座っても良いようにフリーにしている。出勤した人は、荷物とPCを持って必要な場所に行き、必要なメンバーと必要な討議をする。
これも営業マンは外へ行け、社内に金は落ちていない、という思想とのこと。
もうまいったというしかありませんね。但し実際の現場は相当混乱だらけだったとか(今もそうらしいけど)。
昼食をご馳走してもらい、すっかり毒気に当てられた感じで午後一で帰社、そのまま中国ミッション対応。夜は会社のゲストハウスで歓迎懇親会。
やりたいこと、やれそうなこと、そのためにやらなければならないこと、こんなんが頭の中でグルグル廻っている感じです。