アジア出張

先週の韓国に続いて、今週はマレーシア、シンガポール、タイ、台湾のアジア4カ国を廻った。
3カ国は年に2−3回行っているが、台湾はたぶん10年以上振り。
仕事も精力的にこなしたが、それ以外でも食事(マレーシア空港内の麺ショップ、シンガポールのリッツカールトンホテルでの飲茶、タイでのフカひれ専門レストランとタイスキ、台湾での牛肉麺)、カラオケ、マッサージ(シンガポール1回、タイ2回、台湾で3回)を堪能する。
相変わらずアジアは熱くて活気あるところであった。
出張中の本と映画。
国家の罠」(佐藤優氏)。うーん、小生が在英中でちょうど不在だった2002年から03年の出来事であり、あまり認識無かったが、なんとも恐ろしいことが日本に起きていたんだなというのが第一印象。それにしても佐藤氏の冷静且つ綿密な筆致には圧倒される。
本文とは直接関係ないが、あとがきにあった以下内容に共感した。
                             
一人の人間に魂は複数あるのだ。その一つひとつの魂が個性をもっており、それぞれが生命をもっている。一人の人間は複数の魂に従って、いくつもの人生を送ることができる。複数の魂によって多元性が保証されている。魂の数だけ、真理もあることになる。                        
                                                                    
俺たちに明日はない」(垣根涼介)。まあまあ。
                                  
映画は機内で「ダイハード4」、「トランスフォーマー」、「Life 天国で君に逢えたら」を見る。前2作品のばかげた楽しさと、後者の涙無しでは見られない内容がとてもコントラスト。