欧州出張

火曜日から本日の日曜日まで、欧州方面へ出張で行ってきた。
往復ともフィンランド航空を活用、ヘルシンキを基点として欧州域内の都市を廻る。いくつかの気付きを。


・JALやANAと違って機内の映画の種類が少なく、その分仕事がはかどる。今回も行きは出張プレゼン資料のブラッシュアップ、帰りはプロジェクトのための資料読み込み、整備が出来た。


・欧州域内の空港、ホテルは無線LANが完備されていて、とても快適にネットやメールが出来た。しかもロンドンのホテルを除いてすべて無料。いつでもどこでも仕事が可能。


・北欧は寒い。最初に着いた都市がマイナス5℃。風もあって外を歩いていると、ほんの5分でも凍え死ぬかと思うほど。東京は出発、帰国時とも好天で気温16℃から18℃と、日本のお天道様と暖かさが身に染みた。


・仕事では重要なお客さんや加工業者、流通業者を廻る。当社と30年以上、個人的にも10年以上お付き合いしている懇意の加工業者の社長と後継社長のお二人と、スコットランドのホテルレストランで食事。この社長58歳で、来年から後継社長39歳にすべて任せるとか。日本では出来ないだろう、それが日本企業の駄目なところだ、という声にうなずかざるを得ず。


・機内で本を2冊。『新しい戦略の本』(酒井穣)の再読と『15分あれば喫茶店に入りなさい』(斉藤孝)。後者では、「好きな著者の本を自分にとって聖書のようなものにしてしまう(のりうつり感)」、「懸念フックを増やす(見えない情報が見える」が印象的。


この時期の欧州は、16時過ぎになると暗くなってしまい、全体的にどんより感が否めないが、クリスマスの電飾も始まっていて、しっとりとした輝きもあり。
(↓スコットランドのAberdeenで)


今夜は、息子の9歳の誕生日で、手巻き寿司とケーキでお祝い。
また、ずっと観ていた竜馬伝が最終回で、あっけなく終わった感じはあるも、歴史の変換点で自らの命を賭して日本をよくしようと奮闘した坂本竜馬の死に合掌。