紅葉を「発見」

今週初め、試験も終了し、天気も良かったので、リラックスした気分で昼休みに近くの公園を散策、そこで見事な紅葉を「発見」する。




「発見する」と言っても、もちろんそれはずっと昔から俺のすぐ近くにあったが、気付きもせず関心も持たずにいただけである。今回、通訳案内士資格の受験勉強を通して、いろいろな日本の良さを改めて学んだ。ある人のブログに書いてあったが、「通訳案内士の受験勉強とは、すなわち日本を知ることである」は、まさに実感として感じている。何より Something unique about Japan and Japanese に対して、関心、アンテナ、洞察心が高まったと思う。見る(see)と観る(watch)、聞く(hear)と聴く(listen)、思う(think)と想う(contemplate)は大違いとよく言われる。紅葉を観ながらその見事な彩り、美しさを感じ、都心にあるのに静謐な静けさとでもいうべき音なき音の感覚を聴きとり、その背景にある日本の四季の移り変わり、儚さに想いを馳せる。秋の詩情と試験が終わった開放感から、恥ずかしくもやや韻文的になる俺であった。